座面張り鋲打仕上げのお仕事

先日開業の報告をさせていただき、たくさんの方々からお祝いや応援の声をいただきました。

すごく嬉しかったです。

この場を借りてお礼を言わせてください。

本当にありがとうございます。

開業して一つ目のお仕事をいただきました。

同じ地域で活動している家具工房LEONからの依頼です。

この家具工房は二人でやっているんですが、二人とも実は専門学校の同級生。

巡り巡って同じ地域で仕事をすることになったのも何かの縁を感じます。

仕事の内容は、LEONで仕上げた本体に座面を張って側面を鋲打ちで仕上げるというものです。

座面部分に合板を取り付け、その上にカットしたクッション材を接着します。

ここから張り地の寸法を割り出して裁断、縫製をします。

打ち合わせの中でミシン目をあまり見せたくないという要望があったので、今回は四隅にだけミシンをかける「つまみ」という手法を用いました。

張り地の端の処理は、端の部分だけ張り地を二重にして内側の隠れるところでタッカーを打って留めるというやり方です。何という名前かは忘れましたが・・・。

こうすると脚にかかる部分がきれいに仕上げれます。ミシン目も鋲で隠れるので問題ありません。

そして最後に鋲打を施して完成です。

まだまだ道具や材料が完全には揃っていないので、その都度用意するといった形になってしまいスムーズには進められなかったことが反省点です。

でも久しぶりに張りの仕事ができて嬉しくもあり、しばらくやってなかったブランクを感じて凹んだ機会となりました。

もっと手を動かして早く感覚を取り戻したいと思います。