M様邸造作ベンチソファ
久しぶりのブログ更新。
ここ2ヶ月ほど時間に追われるお仕事が続き、バタバタと過ごす日々が続いております。
ペース配分がうまくできない自分のスケジュール管理のできなさに頭を悩ませるいす張り工房AMANOです。
その分、手と体をフル稼働してます!
今回はここ最近のお仕事の報告です。
住宅のダイニングスペースの一角に造作のベンチソファを製作させていただきました。
デザインはある程度決まっていたのですが、ダイニングで食事をするときに使用するので、座り心地は硬めがいいということだったのでクッションの構成も硬めで選びました。
張り地は、テーブルを挟んで対面に置くダイニングチェアの張り地に近いものを選びました。
今回の製作で最も気にかかったのはベンチソファの幅。
壁と壁の間に収まる形なので、大きすぎると入らず、小さすぎると隙間が空いてみっともないということになってしまいます。
ある程度出来上がった現場に行き、寸法採りをしてから製作に入りました。
そして納め終えたベンチソファはこんな感じです。
ベンチソファの下は収納になっていて、その上に設置するという形です。
収納の幅に合わせて3分割して作り、現場で並べて納めました。
納めるまではちゃんと収まるかドキドキ。
ですがしっかり隙間なく納めることができました。
両サイドのベンチを置いてから真ん中のベンチを前から差し込んだのですが、
ゆっくりスーッと気持ちよく入っていく瞬間を見ていた担当の方や他の職人の方からは拍手をいただきました。
自分も心の中でガッツポーズしてました。
今回のように建物の間取りや設置場所の形状が影響してくる場所への設置は、しっかり図面を確認して、現場も確認することがとても重要だということが改めて分かりました。
ただ、どれだけチェックしてもドキドキするものはドキドキするんですけどね。
無事収まった後のなんとも言えない開放感は病みつきになりそうです(笑)