T様ダイニングチェア座面張り替え
朝と夜は涼しくなってきましたが、日中はまだまだ夏を感じさせますね。
冷たい飲み物とアイスがかかせないいす張り工房AMANOです。
前回、ダイニングチェアがいっぱいとお伝えしておりましたが、その中のひとつの仕上がりをご報告。
T様よりお持込いただいたもので、もう20年近く使っているものだそうです。
オランダ製のダイニングチェアとテーブルのセットでお使いになっていて、本体はとてもしっかりしているので、できれば綺麗にして使い続けたいとのことでした。
座面の前部分がぱっくり口を開けています。
クッション材も劣化が激しかったので新品に交換しました。
張り地はダイニングで使っている絨毯の色や風合いに合わせてお選びいただきました。
お納めさせていただいた際、張り替えをお願いしてよかったと喜んでいただけました。
部屋の雰囲気に合わせて好みの張り地で張ることできるというのが張り替えの醍醐味でもあります。
座面を変えるだけでもガラッと雰囲気が変わるものです。
ダイニングチェアがいっぱい
休み明けも忙しくお仕事させていただいています、いす張り工房AMANOです。
ここ最近、ダイニングチェアの張り替えのご依頼が多い気がします。
(気のせいかもしれませんが・・・)
引き上げてきたりお持込いただいたタイミングが重なり、
工房が一時ダイニングチェアだらけになりました。
写真を撮った後にもちらほらと増えたり・・・。
ひとくくりにダイニングチェアと言っても、いろんな形があります。
毎度のことですが、いい勉強になります。
お客様の要望に叶うよう、ひとつひとつ仕上げていきたいと思います。
帰省
生まれと育ちは愛知県の渥美半島、いす張り工房AMANOです。
今更ですが、お盆休みをいただき家族で僕の地元へ帰省していました。
海に囲まれ、温暖な気候風土のためかゆったりとした時間の流れを感じるところです。
そのせいか地元へ帰るとまったりしてしまいます。
半島の先端は、海水浴やイチゴ狩りメロン狩りができるちょっとした観光地です。
ちなみに日本で二番目に美味しいかき氷屋さんがあります。
半島の高台に登ると町を一望できます。
ちょっと曇ってますけど・・・。
高台のホテルのロビーから見た景色。
自然豊かでしょ。
まばらなひまわり畑もあったり、
ダムがあったりと、
紹介してるところがなぜか自然豊かなところばかりですね(笑)
他にも良いところが色々あるんですが、長くなってしまうのでここまでにします。
そのうち第2弾として紹介させていただきます。
最後に、
何年かぶりに小さい時によく遊んでいた公園に自分の子供を連れていきました。
元々小さな公園なんですが、すっかり遊具も少なくなって寂しい公園になっていました。でも懐かしさは全く変わらず、何をして遊んでたかを色々と思い出していました。
そんな自分が小さい時に遊んでいたところに自分の子供と訪れることに少し感動している自分がいました。
地元から離れて生活しているせいもあるかもしれませんが、自分も遊びに連れてきてもらったように、こうやって繰り返されていくんだなぁと。
そんな思いをよそに、娘は何度も何度も飽きることなく滑らない滑り台を頑張って滑っていました(笑)
滑り止め塗ってる?ってくらい滑りませんでした。
また帰ってきたらいろんなところに連れて行ってあげたいと思います。
というよりも・・・ついてきてね。
目印
「暑い」
ここ最近このワードを口にする割合が8割を超える勢いのいす張り工房AMANOです。
よく周りの人から、
「看板出さんの?」
と言われます。
確かに、ずっと頭の片隅にはあった案件なんですが、なかなか手を出せずに時間が経ってしまっていました。
工房に来てくれる方も工房の前を通り過ぎてしまうことも多々あり申し訳ないと思うこともしばしば・・・。
少し時間もできそうだったので、目印になるものを作ってみました。
そこで出来上がったのがこれ、
いすの張り屋さんなので、いすそのものを看板にしてみました。
背は名前を入れるので板張りに。
座はしっかり張り地を張りました。
(一応張り屋さんなのでその辺はやらないとですよね)
いすの大きさなので目立ちはしませんが、
「あれ? あそこになんかあるな〜」くらいの感じになってくれればありがたいです。
この日差しの強い中、外に出て頑張ってもらいます。
頑張って宣伝してね。
それにしても毎日暑い・・・。
I様ソファ張替え
早起きして庭の水やりをするのが日課になりつつあるいす張り工房AMANOです。
朝は涼しくて快適です。
先日納品をさせていただいたお仕事の報告。
本体が丸くコの字をした革張りの2人掛けソファの張替えをさせていただきました。
張替え前の状態は革のひび割れがかなり進行していて、座本体の下地部分も破れていました。
このソファを張り替えると。
ガラッと変わりました。
明るい色に変えたいということで、同じ張り地の色違いで配色をされました。
本体は明るい青色、座本体は薄いグレー。
座クッションは2枚置かれていたものを1枚に作り直して明るい緑色、ベージュ、薄いグレーと三色をつないで1枚のクッションにしました。
内部の補修もテープの補強、クッションのゴム補修などさせていただいています。
納品の際、元のイメージと全く変わったソファを目にしてとても驚かれていました。
配色がイメージ通りになったようで、とても喜んでいただけました。
部屋に置いてみると、隣にある素敵なストーブと相まって北欧の雰囲気を感じます。
当初は買い替えも検討していて、金額的にも悩んだけど張替えをお願いしてよかったと言っていただきました。
張替え冥利に尽きます。ありがとうございました。
小さいクッションは、腰に当たるように置くと座りやすいのではということで、同じ張り地で作らせてもらいました。
これからも活躍し続けてもらえると嬉しいです。
S様ダイニングチェア張替え
冷蔵庫があるおかげで、冷えた麦茶を飲みすぎて
お腹が痛くなるいす張り工房AMANOです。
みなさん水分補給は大事ですが、飲みすぎには注意しましょう。
前回張替えをさせていただいた病院の待合いのお客様が、自宅で使われているダイニングチェアの張替えも一緒にということでしたのでやらせていただきました。
ぐらつきも起こしていたので、修理もします。
座面がすっぽりはまる形の椅子なので、隙間ができないようにや角の処理に気をつけました。
ぐらつきに関しては、木組みで組まれている接合部がゆるんでいるので、抜ける箇所を抜いて古い接着剤を取り除き新しく接着剤をつけて圧着しました。
ぐらつきが改善された本体に、張り替えた座面を取り付けます。
明るい雰囲気は残しながら、少し落ち着いた雰囲気になりました。
実はもう一つ、一緒にこれもお願いできますかとやらせていただいたものがあったので、それは次回にアップさせていただきます。
病院待合い張替え
更新を忘れていたわけでは決してありません。
やることがいっぱいあったんです。
あれとかそれとか・・・そう、いっぱい。
言い訳がましいいす張り工房AMANOです。
おかげさまで7月も慌ただしくさせていただいています。
そんな中でいただいたお仕事が、病院の待合いにあるソファベンチの張替えです。
座面の縫い目が割れてしまい、当初は座面のみの張替えを考えておられたのですが、色を変えることになり、それならと全張替えにしようとなりました。
張替え前はこんな感じ。
待合いにあるベンチソファは5脚。
1脚ずつがゆるいカーブがかかった形状をしていて、5脚並べて設置してあります。
張り替えるのはそのうちの2脚。色を変えて互い違いに置くことに。
同じものが並ぶので、高さや奥行きなどが揃わないといけません。
並んだ時に綺麗に揃うように寸法合わせに注意しました。
張替え後は、
張替え作業中も営業されるため、1脚ずつ入れ替えての作業です。
2脚張り終えて並べたものがこちら。
茶色が張り替えたものです。
少し待合いの雰囲気が明るくなった気がします。
ガラッと変わったベンチを見て、スタッフの人たちも驚いていました。
残りの3脚ももしかしたら今後張替えとなるかもしれませんが、そのときは同じ色になるのか色を変えるのか楽しみです。
自分がやらせてもらえるかどうかはわかりませんけどね・・・。